ほぼ廃人と化した女が吐く、ネガティブ詩や散文
医者はカルテを じっと見る

ナースはパソコン画面を 見る

患者はあらぬ方向を 見る

私は自分を じっと見る







医者は カルテで患者を知ろうとする

ナースは パソコン画面で患者を知ろうとする

患者は 自分の病を知らない

私は自分の病の 根深さを知る






患者を見て

ほら あの人は

怯えているよ

ほら あの人は

悲しんでいるよ

ほら あの人は

怒っているよ






だけど

医者もナースも 見ていない






患者の 悲しいまなざしが

救いを求めるように

ナースを見る

医者を見る

医者にもナースにも救われない

私は どこを見る





患者の 悲しいまなざしに

医者は気づかない

ナースは気づかない







医者はカルテを じっと見る

ナースはパソコン画面を 見る

患者はあらぬ方向を 見る

私は自分を じっと見る







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【2014/09/23 04:54】 | 獄中手記、獄中詩
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こんばんわ^^
sado jo
ポチしましたが救われましたか?
いや、救われるはずはありませんね。

人々は苦しさのあまり神にすがろうとする。
だが、神は沈黙して何も語ろうとはしない。
地平線の先に見えるのは、深い闇と絶望。
なぜ神は答えてくれないのか?
答えるはずも無かろう。
なぜなら、ここは流刑の星だから…

おっと…これは後から詩にしましょう(笑)
よろしければリンクいたしましょうか?
貴女の詩を読むと創作意欲が湧いて来ます^^

Re: こんばんわ^^
ナレイ
sado joさん

コメント、ありがとうございます。
ぽちも、ありがとう。

>貴女の詩を読むと創作意欲が湧いて来ます^^
光栄です。

リンクも張って下さいな。


コメントを閉じる▲
病棟の長い廊下の 突き当たりの

開かない窓から 都心の景色が見える






私は 開かない窓の外に

見つからない

夏の日を 探した

ベッドサイドの 開かない窓の外に

見つからない

夏の日を 探した






秋の気配は

街中を

万遍のない夕焼け色に 沈ませる

夏の あの海の色を

消して




患者たちの心が

夕焼け色に 沈み込むと

ベッドに横たわる 

時間が 増す

心が揺れる

時間が 増す





患者たちが 

夕焼け色に 泣く







夕焼け色に 泣きながら

私は

いつまでも

開かない窓の外に

夏の

海の色を 探し続けた





ベッドに 横たわることもなく

眠ることもなく

いつまでも

海の色を 探し続けた





この窓が 開けば

もしかしたら

夏の色を 

見つけられたかも知れないのに

私の好きな

夏の色を





この窓が 開けば

探しに行けるのに

この窓が 開けば

みんなが 自分の季節を

探しに行けるのに




患者たちが

夕焼け色に 泣く









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【2014/09/18 00:05】 | 獄中手記、獄中詩
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入院中、患者たちとよく話をした。

相部屋で、年齢も同世代ということから
私は、カオリさん、ユウコさん、サチコさんとよく話した。

「食事は私らにとって大きなイベントよ!」とか
「昼のイベント、まだ?」とか
バカなことを言い合っては笑ってた。

でも皆それぞれに、それぞれの事情を抱えて病棟にいる。

珍しくしんみりと、カオリさんが自分の事情を話し出すと、
やはり思い出すのだろう
彼女は、唇を震わせて、必死で涙をこらえてた。

私とは全く事情は違うけど、
普段明るい、彼女の涙。

カオリさんの心の内にも悲しみがある。
私は彼女に、共感した。


私の退院日が決まって
サチコさんにしきりに
「ナレイさんがいなくなっちゃうの、寂しいよ・・」
と言われて
「そう思ってくれるだけで、嬉しいよ」
と私は言った。

でも、ここは病棟。
どんなに仲良くなっても、いずれは別れが待っている。


退院の日。

退院の手続きやら会計やらを済ませて

「じゃあ行くね。お世話になりました」
私はそう言って、一人一人と握手した。

精神科病棟は、ガラス張りになっている。
荷物を持って、そのガラスを出た私を
みんなが、見送ってくれた。

ふと見ると、
ガラス一枚隔てた向こうで
カオリさんが涙ぐみながら、笑顔で手を振っている。

日頃明るいカオリさんの泣き笑いは、私の胸を熱くした。

バイバイ、カオリさん、みんな。
早く良くなって、みんなも退院するんだよ。

仲良くしてくれた3週間
本当にありがとう。

そう思いながら、私たちは
ガラス一枚隔てて、さよならをした。

ガラス越しのさよならは
いつも悲しい。









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【2014/09/16 23:05】 | 獄中手記、獄中詩
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窓の外を 眺めては

細い彼女は いつも呟いていた

「人が歩いてる

でもあの人と私は違うの

私、病気になっちゃったから」

と 涙ぐんだ






明るく見える彼女は 呟いていた

「何年か前までは、母の所に行ってあげられてたのに

最近それも出来なくなっちゃって・・・」

と 涙ぐんだ




それらの言葉は 私に

彼女らの 長い入院生活を

告げていた





病棟は 幾つもの悲しみに

溢れてる

大事な人への思いがまた

改めて 悲しみを呼ぶ





精神科病棟は

涙の雨に濡れるばかりで

なかなか 晴れることがない





なかなか晴れない 

悲しみを抱えたまま

彼女らは 明るく振る舞う





ナースたちには見えない

幾つもの悲しみが

病棟中に 溢れてる






それぞれの人生が

歴史が

病棟を 涙の雨で

濡らすばかり





晴れの日を みんなが

あんなに求めているのに

陽が差さない

涙の病棟





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【2014/09/13 10:17】 | 獄中手記、獄中詩
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フィクションでは

主役は 美しく

老いることもない

ハッピーエンドでも そうでなくても

ただ美しく 泣き

醜いものは 隠蔽する

花がいつでも 咲き乱れてる






ノンフィクションでは

主役も 醜い

気がつけば 老いている

汗臭さや脂や

うんこに まみれてる

花は 一時しか咲かない









目も 見えなくなる

耳も 遠くなる

足も 遅くなる

受け入れ難い現実も

フィクションのように 45分で終らない

演出も編集も 音響効果もない






美しい涙じゃなく

汗や鼻水に まみれて 

どんどん垂れて来る





ノンフィクションは

常に 過酷だ

うんこを垂れ流しながら

それでも 生きて行くしかない







でも

だからこそ 人間なんだ



だからこそ 生きてるんだ



だからこそ 人間なんだ





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【2014/09/10 10:25】 | 獄中手記、獄中詩
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