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ネガティブのままでいい

くだらないお伽話

この手を這わせたあなたの熱い背中を忘れぬようにと時の経つのを忘れて語りあかしたあの夜を忘れぬようにといくら思ってみても目の前にあるのは冷めきった珈琲カップ折れた口紅ひとりの静寂不眠の夜の狂気すっかり変わり果てた 死人のように成り下がったわたしが いつまで あなたを語ってもそれは 余りにも 遠い過去の 産物でもう 誰の耳にもくだらないお伽話にしか 聞こえないお伽話ほど退屈なものはないだけどわたしに語...

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