ほぼ廃人と化した女が吐く、ネガティブ詩や散文
障害を克服しようとするムダ!

のっけから言い切ってくれたのは
中邑賢龍(なかむらけんりゅう)氏。

彼は、身体障害、知的障害や発達障害
などを持つ人に対し広く、
ツールとしてテクノロジー活用の
有用性を語る@@@@@@@

なんて、そんな経歴、私にはどうでもいい。

彼の講義を聞いたのは、大学時代。
スクーリングのゲスト講師として
数年前、新宿のとあるビルでのこと。

この二日間、15コマに渡る
スクーリングと言うのは、普段の私には
拷問 以外の何者でもなかった。

しかし、彼の講義はショッパナから
講義ではなくもうライブ。

自分が近視でメガネであること
などを例に挙げて
「私は軽度ちょーふく障害」と言い切る。

更に、
「皆さんの中で、自分は障害者だ 
と思ってる方、手ぇ挙げてー」
と言うので、私は堂々と挙手。
周囲も中邑氏に圧倒されてか、
まばらではあるが、挙手する人、数名。

すると、
なんだー皆さんも結構変態
なんじゃないっすかー
自覚ないだけでえー
と。

私は一発で彼を気に入り、
もう最前列のまん真ん中でかぶりつき
終始ウケまくっていた。

二日間、会場は爆笑の渦で、まさにライブの感。
普段のスクーリングではあり得ない光景だった。

体の病気や、特に現代は癌など、
根治可能な病は闘病して
克服する必要もあろう。

しかし、障害と呼ばれるものは
「闘う」とか「克服」するものではない。
むしろ上手につきあって行くこと が
賢明である。

私は、自分自身を 健常者 とも 障害者 とも
思っていない。
いや、そのどちらかの枠に括られることに
抵抗を感ずるのである。

中邑氏は言う。

今は、健常、障害と分ける時代ではない、
「困難を抱える人たち」なんだと。

ひとは、どうしても白か黒か、と
割り切りたくなる。
グレーゾーンは出来れば見たくないと思う。

特にお堅い福祉職の世界では
「赤・青・黄色」とバッチリ分けることが
大好きな人が実に多い。
「赤の方はこの窓口、青の方はあの窓口
に行って下さい」と言う、
いわば「割り切り業務」
に慣れてしまっているのである。

その中で
「私は限りなく白に近いグレーなんですけど」
と言っても、まずわからない。
つまり「割り切れない色」に応えきれない
と言うのが今の福祉職である。

そんな お堅い福祉職学生相手に
敢えて過激な表現で伝えようとする彼の意図が、
一石を投ずる、
いや、
自称「軽い変態」である
私にとっては実に痛快であった。

人間は、赤・青・黄色で割り切れるもの
などでは、決してない。


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【2011/04/20 07:25】 | 素晴らしき変態・中邑賢龍(なかむらけんりゅう)
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