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ほぼ廃人と化した女が吐く、ネガティブ詩や散文
母が生きていた頃、
よく私に話していた。


母は大変な難産で、産まれ出た私は、
へその緒が首に巻きつき、仮死状態。
体中チアノーゼのために紫色。

医者が私を逆さにして叩くと
「普通の赤ちゃんみたいにおぎゃあ!おぎゃあ!
と激しく泣かなくて、ええええ・・・ん・・ええん・・
と、まるで大人が悲しんでいるように小さく泣いたのよ」と。

その話を聞く度に私は、
自分はもしかしたら、本当に
この世に産まれ出たことを悲しんだのかも知れない
という気がしてならなくて。


この世界が、自分を受け容れてくれると
思えなくて。

そして私は、
不信から、人生をスタートした。

茨の道を、歩き始めていることに
気づくこともなく。

ただ、いつも正体のわからない不安が
大きな口を空けて、
私を呑み込もうとしているようで
それを必死で回避しながら生きて来た。


この世界の全てのものは
私にとって、怖くて怖くて
ただ血塗られた地獄のようで。


この世界は、そんなものじゃない。
自分を受け容れてくれる、
色とりどりの花に囲まれた春のように
優しい優しい場所なのだと、
20年以上生きてから、初めて気づいた。

だけど、
茨の道を歩いて来た自分が
不信から人生をスタートした自分が
それを、「信頼」に修正するのは
余りにも難しくて。



こんなに年を取ってから、
果たして出来ることなのか、わからないけれど
私は、産まれ直したい。

不信の地獄を歩いて来た自分を
丁寧に葬ってあげることが出来たら

元気な赤ん坊のように
激しく「おぎゃあ!おぎゃあ!」と泣いて
信頼に輝く世界へ

今までの自分を 死なせて

もう一度

私は 産まれ直したい。


自分を受け容れてくれる世界を信じて

世界が受け容れてくれる自分を信じて


フリー画像花びらだらけ









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【2018/05/14 00:03】 | 深層心理
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