ほぼ廃人と化した女が吐く、ネガティブ詩や散文
見逃していた、
金子みすゞのドラマ「明るいほうへ、明るいほうへ」を観た。
あくまで実話を基にした「フィクション」だし、
キャスティングも今どきはどうしても外見ばかりで厳しいなあ・・
とは思った。

ただいつもみすゞの詩に触れていて
活字でしかその生涯を知らなかった私には
「映像」として、初めて彼女の人生の一端を垣間見た気がして、
余りに悲しくて、切なくて、胸が痛くて
涙が溢れた。むせび泣いた。

あの時代
大正から昭和にかけて
今の人には想像も付かないでしょうけど
教育も、法律も、女には権利すらなかった時代。

明治27年生まれの亡き祖母から、
僅か7歳にして女中奉公に出された当時の話や
弟や妹たちの面倒を自分が見なければならなかった話を
聞かされていた私。

僅か26年と言う短い人生の中で、みすゞは、
何の主張もせず、
ただただ叔父に従い、働き、夫に従い、
堪え続け、病気まで移され、その中で
ほぼ唯一の自己主張は、
自らの命を絶つこと だった。
それも我が子を守るために。
(ドラマはあくまでドラマ。ほんとのことなんか
みすゞ本人にしかわかる訳もない・・・)

法律は彼女を守ってはくれなかった。
守れる訳もない。

みすゞさん、いえ、金子テルさん、
現代ではもうこんなことはありません。
法律が必ずひとを守ってくれます。
と言ひたい所だけれど、

残念ながら、
法律はひとを守ってくれない
と言ふ意味では
現代も、貴女の時代とさして変はりないのかも知れません。


自分の腹は自分で括る
悲し過ぎるけれど
それもありだ、と思わざるを得ない。

だから、
あんな
暖かで穏やかな詩ばかり綴っていたのかと思うと
尚更、胸が痛い・・・・。

みすゞは、夜の闇に浮かぶ月を見上げながら
どれだけ行きたかったことだろう・・・。

明るいほうへ、明るいほうへ。


ずっと闇の中にいる人間にとって
青い空は、束の間の「ご褒美」。

でも、
だからこそ
草木や自然や生きものの秘かな呼吸を
感じることが出来るんだよね。


それはきっと、ずっと明るい所にいる人たちには
感じられないこと・・・。 


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【2012/06/17 05:38】 | 映画、ドラマ、音楽 favorite
|

日本の昔
ホヌ
日本の昔の「女」への扱いの歴史は 本当にくだらない。

私は ずっと怒りを感じてきた。


今も 女性の時代とかいわれているけれど、そんなまだまだ。


社会の中に入れば 些細なところでは 男性の気持ちの中に「男尊女卑」が存在するから。

男の嫉妬はネチネチだし。

かといって、私は一応「男にしか出来ないこと。女にしか出来ないこと。男がした方が効率が良いこと。女がした方が効率が良いこと。」があると ちゃんと思っている。


このナレイさんの内容を読んで、何故か「あぁ野麦峠」と「八甲田山」の映画を思い出しました。

何故かな?



Re: 日本の昔
ナレイ
ホヌさん
コメント、ありがとう。

> 日本の昔の「女」への扱いの歴史は 本当にくだらない。
実に酷い扱い、まさに「男尊女卑」。
私の祖母も、母の時代もずっとそうだったのよね。

くだらない、後取り息子の長男だけが特別に優遇されるとか、
女は不浄のものだ、とか。
子供を産み育てるのは女の体の仕組みであって
それを「不浄」と言っていた時代。
男たちが原因を作っておいて、まるで関係ないような顔・・・。

そんな時代を女はずっと堪えて生きて来たのよね。
確かに今はあの時代からすれば法的にも社会も随分と変わったけど

未だに根深く思ってる人、いますね。「女のクセに」と。
見た目が可愛くて、黙ってるバカな子が好き と言う男がいるのも
その影響かも知れない。

> かといって、私は一応「男にしか出来ないこと。女にしか出来ないこと。男がした方が効率が良いこと。
>女がした方が効率が良いこと。」があると ちゃんと思っている。

それぞれの「役割りの違い」と、男尊女卑とは違うよね。

> このナレイさんの内容を読んで、何故か「あぁ野麦峠」と「八甲田山」の映画を思い出しました。
ああ・・・「ああ野麦峠」これ、大竹しのぶ主演の映画は観た。
確か、ひたすら繭の糸を織り続けるんだよね・・・暑い臭い工場の中で。
あの女工たちの扱いも酷いもんだったね・・・。
さんざんこき使った挙句、病気した大竹扮する主役は物置に寝かされて・・。

金子みすゞの自殺は
ああ言う時代に対する悲しい「意思表示」
だったような気がしてなりません。

親は、我が子を守るためなら
自分の命なんか惜しくないからね。



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この記事へのコメント
日本の昔
日本の昔の「女」への扱いの歴史は 本当にくだらない。

私は ずっと怒りを感じてきた。


今も 女性の時代とかいわれているけれど、そんなまだまだ。


社会の中に入れば 些細なところでは 男性の気持ちの中に「男尊女卑」が存在するから。

男の嫉妬はネチネチだし。

かといって、私は一応「男にしか出来ないこと。女にしか出来ないこと。男がした方が効率が良いこと。女がした方が効率が良いこと。」があると ちゃんと思っている。


このナレイさんの内容を読んで、何故か「あぁ野麦峠」と「八甲田山」の映画を思い出しました。

何故かな?

2012/06/19(Tue) 21:02 | URL  | ホヌ #-[ 編集]
Re: 日本の昔
ホヌさん
コメント、ありがとう。

> 日本の昔の「女」への扱いの歴史は 本当にくだらない。
実に酷い扱い、まさに「男尊女卑」。
私の祖母も、母の時代もずっとそうだったのよね。

くだらない、後取り息子の長男だけが特別に優遇されるとか、
女は不浄のものだ、とか。
子供を産み育てるのは女の体の仕組みであって
それを「不浄」と言っていた時代。
男たちが原因を作っておいて、まるで関係ないような顔・・・。

そんな時代を女はずっと堪えて生きて来たのよね。
確かに今はあの時代からすれば法的にも社会も随分と変わったけど

未だに根深く思ってる人、いますね。「女のクセに」と。
見た目が可愛くて、黙ってるバカな子が好き と言う男がいるのも
その影響かも知れない。

> かといって、私は一応「男にしか出来ないこと。女にしか出来ないこと。男がした方が効率が良いこと。
>女がした方が効率が良いこと。」があると ちゃんと思っている。

それぞれの「役割りの違い」と、男尊女卑とは違うよね。

> このナレイさんの内容を読んで、何故か「あぁ野麦峠」と「八甲田山」の映画を思い出しました。
ああ・・・「ああ野麦峠」これ、大竹しのぶ主演の映画は観た。
確か、ひたすら繭の糸を織り続けるんだよね・・・暑い臭い工場の中で。
あの女工たちの扱いも酷いもんだったね・・・。
さんざんこき使った挙句、病気した大竹扮する主役は物置に寝かされて・・。

金子みすゞの自殺は
ああ言う時代に対する悲しい「意思表示」
だったような気がしてなりません。

親は、我が子を守るためなら
自分の命なんか惜しくないからね。

2012/06/20(Wed) 07:11 | URL  | ナレイ #-[ 編集]
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